今日はサービス業についてのお話しになります。
髪をカットする場合、
床屋さんとか1000円カットで済ます方も
多いと思います。
こだわりのある方なら美容室に行く方もいますよね。
でも、何処に行っても髪をカットすると
言うのは同じです。
では、何故同じ結果になるのに、
お客さんはそれぞれ入るのでしょうか?
それはお客さんの目的意識がそれぞれ違うと言うことなんです。
1000円カットで済ます方は、
時間をかけたくない方
床屋さんにいく方は、
カットだけではなくひげをそって欲しいとか、
髪などを染めたいと言う方
美容室にいく方は、
流行の最新カットにしたい方
と言うように結果として、
髪をカットすることであってもそれぞれ違うと言うなんです。
他の例としては、
お酒を飲むとした場合の話も同様のケースですね。
居酒屋に行く方、
小料理屋に行く方、
立ち飲みに行く方と言うようにこれも様々です。
サービス業の場合、
似たようなサービスを提供することも多いのですが、
同様のサービスでも付加価値が違うと、
お店が隣り合わせでも共存は可能なんです。
これが全く同じサービスで、
付加価値も同じなら、マイナス効果しかないので
共存ではなく競争になってしまいます。
では自分が提供しようとしている(または、提供している)
サービスを考えた場合、
どうすればいいと思います?
他の事業者と競争しても疲弊してしまうので、
似たようなサービスを提供している事業者の方と
ジョイント出来るように工夫します。
どうやって工夫するのか?
例えば、
販売するのが得意なら、
販売する商品の仕入れをまかせます。
物を作るのが得意なら、
販路を拡大する事をまかせます。
話すことが得意なら、
セミナーの開催調整や動画等のコンテンツを
作る事をまかせます。
このように、
自分で全て行っていた事を一部まかせる事によって、
依頼先のメリットも出すことが出来ます。
これはどの業態でも応用が効きます。
後は何処をまかせれば、
良いのかと言うのを考えるだけですね。