ほぼ全自動化は可能なんですが
RPAを使って業務の自動化をする場合、
何処まで自動化が出来るのかと言う話をしましょう。
まず先に結論から言うと、
ほぼ全自動の仕組みを作る事は可能です
ですがそれは本来のRPAの使い方ではありません。
RPAは人の作業を補完するための仕組みなので、
全自動化してしまうと一般的なシステムと何ら変わらなくなります。
RPAが実行した結果を人が確認や判断を行って、
次の工程に進むと言う流れがRPAとしての使い方です。
例えるならば新しい担当者が会社に入社して、その作業を担当し
始めた言うイメージが合っています。
ただしその担当者は休憩も取らず、昼ご飯も食べず、
ひたすら作業をこなすので、他人の作業量の何倍もの作業を
こなす事が可能です。
今までならば午前中いっぱいかかっていた仕事を全て一人で
こなしてくれるので、それ以外の仕事に注力する事が
出来るようになると思います。
RPAの本来の使い方を理解しないまま
「どうせやるなら全自動化しよう!」
なんて考えを持っていると、RPAの導入は失敗します。
RPAはメリットはありますが、もちろんデメリットはあります。
それを全て踏まえて導入すべきです。