勘違いしやすい事とは?
仕事でも趣味でも何でも同じなのですが、長年やっていると、
「これ当たり前だよ!」と言う感覚が出てきます。
でも全く知らない方にとってそれは未知の話なので、
その感覚のまま誰かに何か教えると途中の説明が
抜けたり、無意識に省いたりする事があります。
その結果、人からやたら質問をされたり、
疑問を大量にぶつけられたりする事になります。
達人が教えるとこうなる
特に何かの達人と言う人が陥りやすいのは、
この「当たり前」の部分が多くて一般人の感覚とズレてしまい、
上手く教える事が出来ないと言う場合があります。
「何でこんな事がわからないの?」
と言う気持ちが先行して、
相手に理解させる事が二の次になってしまうんです。
相手目線で説明しよう
「こんな事..」と言う事でも説明を省かず1つ1つ懇切丁寧に説明すると
言う手間をかけないと、全くの素人には通じません。
これは様々な案件で、色んな立場で仕事に携わってきた感覚から思った事ですが、
ITエンジニアって物事の説明が上手な人はあまりいません。
多くのエンジニアは専門用語のみでガンガン話すので、
相手はポカーンとしています。
サーバがどうとか、データベースがこうとか、
そんな話題は仲間だけの時の会話にしましょう。
画面に何を入れたらどんな動きをして、
こんなメッセージが出たら、
こうしてね。
こんなリストが出るから、
ここを見ながら、仕事で使ってね。
..と言う感覚が必要なんです。
その感覚を持てないと、
「あの人の話は難しくて..」と言われてしまいます。
エンジニアの話を事例にしましたが、
これは他の業界でも同じ事が言えると思います。
教えることで成長する
自分で説明して教える事によって、うろ覚えだった部分や
勘違いしていた事に気づいたりする事があります。
また、何度も同じことを説明すると、自分の知識としても
定着しますので、手間を惜しまないで実戦する事によって
自分もレベルアップしますので
ぜひ実戦する事をオススメします。