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RPA開発・導入支援

会社の業務を代替するロボットを作るためには

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実務でロボットを作る時の基本的な手順とは?

RPAでロボット開発するのにツール操作等を勉強して、
いざ実務でロボットを作ろうと思っても具体的な段取りはどうやって
行うのかと言うのはわからないと思います。

セミナーやオンライン学習ではあくまでもRPAのツール操作方法や、
活用事例等が説明されることまでがほとんどです。

RPAの開発方法については各社独自のやり方ありますし、
それぞれの文化と言うものがあるので一概にこの方法が最善とは
言いにくいと思います。

ただ基本的な部分は同じような手順になっているはずです。

今回は私自身が現在どのような手順でRPA開発を行っているか
と言うことを書きたいと思います。

候補となる業務の整理

何でもかんでもRPA化するものではないのは、既に様々な媒体でも
語られていると思います。

確かにその通りで、場合によっては他の手段の方が効率化出来る場合が
ありますので、ここの見極めはとても重要です。

まずはRPA化をすることによって効率化の図れる業務と、
そうではない業務に振り分けます。

ここについては業務担当の方が主導となって決めていきます。

担当業務での切り分け作業

次にRPAが担当する部分と人が行う部分の切り分けを行います。

全てをRPAで行うと言うのは、RPA本来の主旨から外れますので、
必ず人が行う部分を設定します。

例えばロボットが何かデータ編集を行って資料を作った場合、
その結果を人がチェックする手順とします。

ここまで整理出来ると、
RPAとして作り始めることが出来ます。

試作版のデモと機能の見直し

ある程度動かせる試作版を作り上げたら、まずは業務担当に動きや
操作手順を確認してロボットの調整作業を行います。

ここで追加すべき機能があれば、機能を付け足したり
要望が変われば一部の処理を変更したりします。

つまり、

作る → 確認する → 変更する → 確認する

といったサイクルを何度か行って最終的なロボットを
作りこんで行くと言う手順です。

完成までにどのくらい時間がかかるか?

簡単なものなら数日程度になりますが、
大掛かりなものを作るのでしたら、ちょっとしたシステムを作る
(数週間から1ヶ月以上)位はかかります。

業務で利用しているシステムなどの操作が必要だったり、
特殊なツールを使っている場合には、その操作をロボットに
組み込むために時間がかかります。

大半の場合、システムやツールの画面操作が上手くいかなくて
調整に時間が掛かってしまう場合が多いです。

…と言う手順を経て、業務で使うロボットが出来上がって行きます。

RPA開発は簡単とは言えない

RPAが出始めた当初は簡単に扱えるなんて話もありましたが、
決してそんなことはありません。

個人的な見解になりますが、システム開発経験者なら問題ありませんが、
全くシステムを作ったことのない方がRPAで処理を作り込むのは
ハードルは高いと言えます。

業務担当から提供される情報の精度にもよりますが、
簡単なメモレベルの場合、業務知識の豊富なシステム開発経験者
でないと、そこに書かれている行間を推測して処理は
作り込めないと言うことです。

もちろんそれでも不明点は出てきますので、
都度確認をしながらRPA開発を進めることになります。

また利用するRPAの特性を理解しないで作ってしまうと
処理効率の良くないロボットに仕上がってしまうので、
適用するRPAツールの特性を把握している必要もあります。

ここで書いているのは会社の業務を代替するためのRPA開発をする場合です。

個人的にRPAと言うものはどんなものなのか使ってみたいと言う方でしたら、
UiPathの場合には「Community ライセンス」と言う
無料で使えるライセンスがあるので、それで試してみるといいですよ。

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hideaki mikami

ITエンジニアとして独立起業して18年以上継続!業務専門知識を屈指した活動を展開して会社に依存する人生から、自分で選択出来る人生を歩んでいます。

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