事業を進めていってある程度順調になってくると、
他の事業を行いたくなるのは誰しも考える事です。
ただしベースとなる事業と全く異なる事を
ごちゃ混ぜに行うと、たいていの方は失敗します。
よくある話としては、有名人の方が、
自分のお店を持ったのは良いがあまり流行らず、
早々にたたんでしまうケースですね。
どれ程自己資金が豊富にあっても、
商品やサービスが売れなければ赤字になり、
当初の資金を取り崩してしまい、
どうにもならなくなるのは当然の結果です。
ではどうすればいいのか?
ベースとしている事業を活用する方法を考えてみます。
例えば、
現在、何か商品販売をしているのでしたら
「商品販売」と言うノウハウを新しく参画される人に
教える事業をしてみるとか、
利幅の良い商品の仕入れ先を紹介するかわりに、
その商品を扱う際には、マージンをいくらかもらう等は
すぐにでも可能ですね。
また、これから売れ筋になりそうな商品情報の提供等も
良いと思います。
このようにベースとなる事業を上手く活用する事によって、
拡大させる事が可能なんです。
後は実際にやってみて、
「これは自分には合わないな」と思ったら、
未練がましく続けるのではなく、サクッと辞めて次の事を
進めましょう。
どんなに良い事業であっても、向き・不向きはあるので、
そこはドライに割り切るのがポイントですね。