ビジネスを行うにあたって
自分が持っている知識や技術を活用するのは、
あたり前の話なのですが、
そのまま突き進むと足元をすくわれる可能性があります。
例えば、
プログラムを作るのがとても早いITエンジニアが、
プログラムを作り続けたとします。
仕事が早いので、ドンドン作業依頼が来ます。
喜んでこなし続けたある日の事、
「あーごめん。
他で安くて、そこそこ早い人がいたから、
そっちに頼むことにしたよ」と言われて、
パッタリと依頼が来なくなりました。
「どうせすぐに泣きついてくるさ」と
思いそのまま放置していました。
でも数日たっても、
全く音沙汰がないので急に不安になって連絡すると、
「だから別で頼んでいるからいいよ」と言われて
がく然としてしまいました。
...なんて話になりかねないです。
ではどうすれば良かったと思います?
ここで価格を下げたり、
納期を極端に短くして無理やり請け負うのは論外です。
発想を変えたビジネスを考えてみます。
例えば、
プログラム作成技術を教える講座を開設するとか、
自分はプログラム作成から一歩引いて仲介となって、
仕事の斡旋を行う等が考えつくと思います。
「まだプログラムを作れるのに」と思う人もいるでしょうが、
その結末は先程書いた通りの結果となってしまいます。
今のビジネスを続けるべきか、
それとも発想転換すべきかと言う事を見極めるのが、
とても大切な事なんです。
目の前の仕事をこなす事だけに注力するのではなく、
少し先の事を頭に入れつつ動くのがポイントですね。
それがビジネスを
継続させるコツと言うものなんです。